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エンジニアもどきのブログ

CEF(Cisco Express Forwarding)について

CiscoのCEFについて勉強したので備忘録として書いておく。

  • CEFとはCisco独自の高速スイッチングメカニズム
  • ハードウェア処理で高速転送できる
  • 複雑なパケットはCEFを利用できない
  • 2つのテーブルを持つ(FIBテーブル・隣接テーブル)

 

スイッチング方式について

  1. プロセススイッチング・・・CPU処理(遅い)
  2. ファストスイッチング・・・最初CPU処理その後ハードウェア処理(普通)
  3. CEF・・・最初からハードウェア処理(早い)

 

コントロールプレーン(S/W)→データプレーン(H/W)

ルーティングテーブルを基にFIBテーブル作成

ARPテーブルを基に隣接テーブル作成

 

複雑なパケットとは?

  • IPヘッダーオプションを使用している
  • 期限が来てているIPTTLカウンタがある
  • トンネルインターフェースに転送される
  • CEFでサポートされていないカプセル化タイプ
  • MTUを超えたフラグメント化が必要なパケット

コマンド

  • show ip cef
  • show adjacency